山口県山口県土砂災害ポータル解説

土砂災害警戒情報とは

土砂災害警戒情報とは

 土砂災害警戒情報とは、大雨で土砂災害のおそれがある時、山口県と下関地方気象台が大雨警報発表後に市町ごとに発表する防災情報です。土砂災害のおそれがある時の早めの避難にお役立てください。

土砂災害警戒情報の概要

No. 項目 詳細
1 発表時期 大雨警報発表後、土砂災害発生の危険性が高まった時
2 発表目的 市町の長の避難勧告の判断
住民の自主避難の判断
3 発表者 山口県と下関地方気象台
4 運用開始時期 平成19年6月(令和元年5月29日)
土砂災害警戒情報発表文例/>
        <p class=土砂災害警戒情報発表文例

土砂災害警戒情報の利用上の留意点

 土砂災害警戒情報は、降雨から予測可能な土砂災害の内、避難勧告等の災害応急対応が必要な土石流や、集中的に発生する急傾斜地崩壊を対象としています。しかし、土砂災害は、それぞれの斜面における植生・地質・風化の程度、地下水の状況等に大きく影響されるため、個別の災害発生箇所・時間・規模等を詳細に特定することはできません。また、技術的に予測が困難である斜面の深層崩壊、山体の崩壊、地すべり等は、土砂災害警戒情報の発表対象とはしていません。

早期避難が重要です

 土砂災害警戒情報等が発表されていなくても、斜面の状況には常に注意を払い、普段とは異なる状況(一般に「土砂災害の前兆現象」と言います)に気がついた場合には、直ちに周りの人と安全な場所に避難するとともに、市役所や町役場等に連絡してください。
 日頃から土砂災害警戒区域等や避難場所、避難経路を確認しておくことも重要です。