土砂災害危険度情報とは

土砂災害危険度情報とは

 土砂災害危険度情報とは、土砂災害警戒情報を補足するため、降雨による地域の詳細な土砂災害発生危険度を情報提供するものです。土砂災害警戒情報とあわせ、避難の目安に活用ください。

土砂災害危険度情報画面例

土砂災害危険度情報画面例

土砂災害危険度情報の見方

危険度のレベル レベルが示す状況と対処方法
災害切迫
(警戒レベル5相当)
  • ・命に危険が及ぶ土砂災害が切迫。土砂災害がすでに発生している可能性が高い状況。
  • ・直ちに身の安全を確保。
危険
(警戒レベル4相当)
  • ・命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない状況。
  • ・速やかに土砂災害警戒区域等の外の少しでも安全な場所へ避難する。
警戒
(警戒レベル3相当)
  • ・土砂災害への警戒が必要な状況。
  • ・高齢者等は速やかに土砂災害警戒区域等の外の少しでも安全な場所へ避難する。
  • ・高齢者等以外の方も避難の準備をしたり、自ら避難の判断をする。
注意
(警戒レベル2相当)
  • ・土砂災害への注意が必要な状況。
  • ・ハザードマップ等により避難行動を確認する。
  • ・今後の情報や周囲の状況、雨の降り方に留意する。

土砂災害危険度情報利用上の留意点

 土砂災害危険度情報は、山口県の観測雨量やレーダーアメダス解析雨量等に基づき現在及び今後の降雨水準の分布を、一定の条件に基づき算出し得ているものです。これらの情報には、観測誤差や解析処理の精度限界から、実際の降雨水準を正確に表現できない場合があります。また、土砂災害警戒情報に対する留意点と同様に、対象としている自然災害が土石流、集中的に発生するがけ崩れ災害であること、発生場所時間等を特定するものではないこと、予測困難な地すべりなどの現象を対象していないことなどの留意事項も含まれます。
 従って、土砂災害危険度情報の状況によらず、斜面の状況などに注意を払い、前兆現象等に気付いたときは直ちに安全な場所へ避難してください。